ミニ・オプティマでも思ったけれど、モンブラン、ペリカンM1000、ヴィスコンティ(パラジウムニブ)が、（いずれも試筆だけだけど）ベンツのSクラスやリムジンのようなサルーンタイプで、程よいアンダーステアの安心走行なら、アウロラは完全にスポーツ、自分のペン先が動いた通りのラインがクッキリ出ます。ペン先は硬め、太さはセーラーEF＜＝セーラーF＜＝アウロラEF＜＝パイロットF＜＝ペリカンEF＜＝アウロラF＜＝ペリカンF程度、5ｍｍ方眼に書いていると、ひらがなカタカナが桝目に収まるけど、漢字は膨らんでしまう程度になる。（EFならともかく、Fになると、パイロットの様な滲みやすいインクに、アピカやモレスキンのような滲むタイプの紙だと、漢字が完全につぶれるので注意）使用感について：キャップなしでも、太さ長さ重さのバランスが取れていて、キャップを付けて書く必要性を感じない。（私はペンを立てて書くタイプ）キャップを尻に嵌めて書く人はキャップを尻に挿しても良いが、ペンを寝せて書くタイプの人はともかく、立てて書くタイプの人には、やや重心が上に行った分、ペンの動きに慣性がのって、アタマの中身が滑るように吐き出されてくるような快感は無いかもしれない。減点の理由は、お値段、パイロットのカスタムヘリテイジ92の様に、この性能をこの価格でという感動は無い。これだけの金をとるなら、これくらいはやってくれというレベルはクリアしているが・・・カードやアマゾンのポイントがたまった時以外は手が出ない値段なので。